尾張拵・柳生拵・Owari and Yagyu Koshirae/坂入眞之/尾張拵の特徴/江戸時代前期の尾張物/新作刀装作品集/尾張刀工銘鑑/柄真伝書・柄巻秘伝

商品説明
尾張拵・柳生拵・Owari and Yagyu Koshirae/坂入眞之/尾張拵の特徴/江戸時代前期の尾張物/新作刀装作品集/尾張刀工銘鑑/柄真伝書・柄巻秘伝

平成24年 215P程度 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

はじめに
昭和五十六年「刀剣美術」誌に、「尾張の刀装研究」の発表をしてから三十余年が経過した。また三十歳を過きたばかりの筆者が、尾張務えの魅力を正しく伝えたいと必死に原稿用紙に向かい、当時の尾張物研究の重鎮方に教えを請いながら、それは尾張弁 え研究の一資料として貢献できればとの一念であった。

その後、多くの尾張刀装・刀装具に接するにつけ、あのときこの資料が手元にあったなら、あの資料がお借りできたなら、もっと良い研究成果が残せたであろうに、と思うことの連続であった。その都度、いずれかにその機会があるやも知れぬとの思いで手 元に留め置いたり、それが叶わめならせめて写真にでもと集めた資料もそれなりの数になっている。

あらためて周りを見渡してみると、かつて御指導を頂いた先生方、先輩方の多くも鬼籍に入られて、筆者がやがて長老の域に達しようとしているではないか。これはうっかりすると、これら資料も一がて風化してしまうのではないか、との懸念が頭をよぎっ たのであった。
-このたび、刀剣研究家の杉浦良幸氏の協力を得て、筆者の刀装研究発表にを添えてくれるという、絶好の機会を提供していただけるとのことであり、この発刊に辿りついた。

さらに、筆者がこれまで習得した柄巻きの要諦技術内容を「物真伝」として 書き上げ、弟子により写真等も加えて編集されているので、今後同じ志のある方々の一助になればとの願いで併載することにした。

なお、掲載させていただいた資料については、所有者の方には研究発表のものとすべく撮影させていただいたのであるが、長年 にわたることもあり、新たな所有者の方々には紙面にてご了解を賜わりたくお願い申し上げる次第である。

最後に、本書は筆者のライフワークとしての集大成であるが,ここに至ることができたのは、ひとえに家勝の協力以外のなにも のでもない。感謝して余りあるものがある。

目次
尾張拵・柳生拵（尾張拵の特徴（江戸時代後期）
江戸時代前期の尾張物
新作刀装作品集―公益財団法人日本美術刀剣保存協会刀剣研磨・外装技術発表会受賞歴）
付１ 尾張刀工銘鑑
付２ 柄真伝書―柄巻秘伝（心構えについて；柄巻師の仕事範囲について；柄巻きの道具について；柄木地の制作について；縁頭の決め込みと柄形について；鮫着について；刃方と棟方の経木貼りと、巻き下地の柄形；巻きんついて；留めについて；小直し・仕上げについて；糸づくり；鮫の手入れについて）

著者等紹介
坂入眞之［サカイリマサユキ］
昭和２２年４月愛知県生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業（民法学専攻金山ゼミ生）。中小企業診断士経済産業大臣登録。不動産コンサル国土交通大臣登録。御刀柄巻無鑑査刀剣保存協会認定（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

保管上生じる程度の小傷はありますが、未読品です。476353注意事項

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