みどころ◆ 商品【洛座】◆ECT338寸法・詳細
寸法（※各およそ）：口径６．３ｃｍ 高さ４．６ｃｍ

詳細：◆ 共箱・しおり

作者：◆ 加藤舜陶（かとうしゅんとう）
１９１６年(大正５年)‐２００５年（平成１７年）
製陶業を営む父、二代目加藤春逸の長男として愛知県瀬戸市に生まれました。
１９５０年の第６回日展に入選し、以降、日展や日展系の団体展で精力的に発表しました。日展では瀬戸伝統の技法である織部、志野、伊羅保、鉄釉など、毎年技法の異なる作品を発表して注目を集めました。
石炭窯に薪を用いた灰釉作品の制作に本格的に乗り出し、土の素材感を生かした赤褐色の器体に緑色の釉薬が流れる一群の作品を生み出しますが、しばらくすると公害を理由に瀬戸では石炭窯の使用ができなくなり、ガス窯による灰釉作品の制作へと移行しました。
これが転機となり、酸化コバルトを下地に灰釉を掛けた碧彩をつくり出し、灰釉技法の幅を広げました。
その後、80年代に入ると、透明感ある釉調が特徴となる瀬戸伝統の御深井釉の研究に没頭します。
器面に線彫りや陰刻を施して酸化コバルトを象嵌する方法や、白化粧を施した後に掻き落としにより模様を描く方法など、次々に新しい技法を開拓し灰釉の表現の幅を広げました。

主な受賞歴
１９８２年 愛知県芸術文化功労賞
１９８７年 勲四等瑞宝章 受章
１９９０年 第１２回日本新工芸展 内閣総理大臣賞
１９９１年 第２３回日展 内閣総理大臣賞
１９９４年 陶芸 灰釉系技法で愛知県指定無形文化財保持者 認定

主な展覧会
２０００年 愛知県陶磁資料館 「加藤舜陶古陶磁コレクション―その作品とともに」
２００６年 瀬戸市美術館 「加藤舜陶回顧展」


状態
A
無傷
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商品状態について

・Ａ 完品（無傷）
・Ｂ 極美品（極小ホツやニューがわずかにある程度で状態が非常に良好なお品物）
・Ｃ 良品（ニューや欠けがあるが、気にならないレベル）
・Ｄ 参考品（使用できなくはないがキズが多いが時代的希少性により仕方ない商品）
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写真で詳細写しております。状態は画像をご参照ください。

焼き物類で無傷またはキズ詳細が記載されていない場合はキズ(欠けもしくはニュウなど)があるとご判断ください。 了承の上ご入札お願いいたします。
商品画像について注意事項
商品内容は画像に写っているものが全てとお考え下さい。それ以外の付属品はございません。

年代相応の汚れ、擦れ、小傷等はご了承ください。古いものにご理解あるお客様の入札をお待ちしております。

撮影技術の向上に努めておりますが、照明角度等により、色合い・形状に多少の誤差が生じる場合もございます。ご了承ください。

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